タイミング法について思う事
タイミング法は、妊活のファーストステップですよね。
基礎体温と市販の排卵検査薬を使うことで、病院に行かなくともトライすることができます。
病院へ行くと、超音波で卵胞のサイズや状態を確認し、排卵日を予測していつタイミングを取るのが良いか、指導してもらうこともできます。私はほとんど処方されなかったので詳しくありませんが、排卵をコントロールする薬を処方してもらうこともできます。
私は病院へかかる前は自己流で(真剣に取り組んだのは2周期くらい)、その後半年くらいは病院に通いながらタイミング法に取り組みました。
ファーストステップではありつつも、なかなかしんどい…
1.基礎体温、つけるの面倒くさい!
2.市販の排卵検査薬、使いにくい!
3.基礎体温の結果に一喜一憂、振り回される!
1.基礎体温、つけるの面倒くさい!
結婚してすぐに基礎体温計は買ってました。でも、ほとんどまじめに測ることはなく…。
病院に通うようになり、毎回基礎体温表を提出しなければならなかったこともあり、それからは少しまじめに測り始めました。
使っていた基礎体温計はこちら
テルモ 電子体温計 WOMAN℃(ウーマンドシー) 【女性体温計(口中用) / 平均20秒・バックライト搭載】 スタンダードタイプ テルモ
測定後に二度寝してしまっても、結果が本体に保存されているので安心。測定時間も 2-30秒と短く、バックライトで暗闇でも画面が見えるというのも地味に助かる。便利でした。
とはいえ、です。
朝起きあがる前に布団の中で舌の下に体温計を差し込み測定する。しかも毎朝。夜中トイレに行ったときや、朝起き上がってしまったら、測定できないし。毎日同じ時間帯に測定することが望ましい(仕事で朝早い日もあれば、休みの日に寝坊することもあるというのに…)。
これは、やってみたら分かります。とにかく面倒。
ところで余談ですが、体温計の先端(舌に入れているところ)は皆さんどうやって衛生を保っているのでしょうか。私はアル綿を枕元に置いておいて拭いていたのですが、やがてめんどくさくなり、やらなくなりました(汚い!)。
あと、病院では測定結果を紙で提出しないといけなかったので、体温計から転記するのも面倒でした。
でも…
子供が欲しい身分でありながら、基礎体温ごときでめんどくさいと言ってはいけないのではないか。
病院に提出した基礎体温表が穴だらけだったら、やる気ないと思われるんじゃないか。
そんなこと考えてしまうんです。
だけどやっぱりめんどくさいものはめんどくさい。
このご時世、絶対、もっといい方法ができるべき!
2.市販の排卵検査薬、使いにくい!
基礎体温は生理周期に合わせて低温期と高温期の二相性になり、妊娠すると高温期が続きます。
でも、きれいな2相性には…なかなかならないです。
体温表だけでタイミングを特定するのは難しい。
そこで出てくるのが市販の排卵検査薬です。私は病院にかかる直前の2周期位、半分お試し気分で使ってみたことがあります。その時の感想ですが
【第1類医薬品】ドゥーテストLHa排卵日予測検査薬 12本 ドゥーテスト
まず、買うのが難しい!第一類医薬品のため薬剤師のいる薬局でしか買えません(妊娠検査薬は買えるのに)。薬剤師がいない時間帯に薬局に行ってしまったら買えなかったり、店頭でデリケートな内容をインタビューされるのは、何かの罰ゲームか!?と思いました。ネットでも購入できるところがあります。薬剤師との面談の代わりに、ウェブ上で質問に答える必要があるのですが、「適切な時期に性行をもっても1年以上妊娠しない」にYesとしてしまったところ、買えなことがありました。分かりづらい!
それに結果も、私の場合は微妙でした。線がうっすら出て、翌日濃くなると思いきや、薄いまま終わってしまい、あれ?みたいな。排卵日の1日前にしか分からないというのも、なんというか使いづらい。ないよりは、ましなのかもしれないが。
価格はそこそこ高い。1周期で0.5~1箱、約2000~4000円くらいするのでは。海外製の安いものを使っている方も多いようですね。
なので、私の印象としては、「超音波でみてもらうのが一番確実!」と思いました。(病院に行く時間を捻出する必要がありますが)
3.基礎体温の結果に一喜一憂、振り回される!
結果に一喜一憂するというのはタイミング法に限ったことではありませんが、基礎体温きちんと測るほど一喜一憂しやすいと思いました。
高温期には、「どうか下がらないで!」(妊娠していれば高温期が持続、妊娠していないと体温がさがり、やがて生理が来る)と10日間くらい祈りをささげ、
体温が下がってこようものなら、朝からブルー。この、朝からってのがつらい。仕事中もモヤモヤ。
でも希望捨てきれず、「まだ生理はきてないぞ!もしかしたらここからまた体温上がってくるかも!」と思っちゃったりして数日間過ごし、結局生理が来て、ガーン。
「妊娠した人の基礎体温表」とか「妊娠超初期の症状」とか何度検索したか。
それならば。基礎体温なんて毎日測らずに、生理や妊娠判定ができる日まで待つ方が、心の健康には良いのではないでしょうか。
だいぶ乱文になってしまいましたが、
基礎体温や市販排卵検査薬に代わる画期的な方法を私は待ち望んでいます!
海外の不妊治療関連学会などではすでに基礎体温(Basal Body Temperature)の話はほとんど出てきません。
だそうですよ。
また、基礎体温計測のウェアラブルデバイス「Picot」(株式会社HERBIO)のようなものも開発されているとか。
https://beautytech.jp/n/nd6db415cccd8
ローカルな方法や、トラディッショナルな方法にいつまでも固執せずに、
信頼のできる良い技術がどんどんと出てくるといいですね。
こうした領域はフェムテックと呼ばれるそう。これから注目してみたいと思います。
急成長するフェムテック市場
フェムテックとは、フェミニンとテクノロジーを組み合わせた造語で、不妊治療や生理など、女性の健康に関する問題をテクノロジーを使い解決する分野のことを指す。